松日橋受益者組合
代表 金野 純一

皆さんこんちはー!!
元気100倍!! 松日橋受益者組合 代表 金野純一 でーす。
まず、松日橋とは、気仙郡住田町下有住高瀬地区にある中山と松日集落の田畑の往来のために架けられた木製の橋のことです。
この橋は通称「流れ橋」とも言い、大雨で増水した場合に流れに逆らわずワイヤーで固定された橋の部材が流れ、再び簡易に架設できる仕組みになっています。
当組合ではこちらの橋が流れる度に修復して維持管理を行なっています。
今回も大雨で橋が流れ、その修復作業をしますので、その技を少しずつ若い世代に伝えて行きたいと思っています。
令和初の橋かけすっぞー!!
やる日
令和元年6月16日(日)
9:00くらいから(2時間程度)
ルール
◯お手伝い OK
◯撮 影 OK
◯野次馬 OK
◯差入れ 大歓迎
◯黄色い声援 大大大歓迎
◯事前予約 不 要
注意事項
◯作業は危険が伴いますので、無理せず体調管理や怪我等は自己責任でお願いします。
◯お手伝い頂ける方は、胴長又は長くつ、手袋、着替え、飲み物等を用意下さい。
◯国道340号を気仙川を挟んで反対側に駐車スペースがありますので、お越しの際はそちらにお願いします。
◯川の増水等で中止になる場合がありますので、予め御了承下さい。
松日橋の概要
松日橋(まつびばし)
所在地 住田町下有住字高瀬
橋長 約40m
橋材 (板 スギFSC森林認証材、橋脚 クルミ、クリ)
西暦1698年(元禄11年)に、橋は既にあったとされ、集落と水田の往来のたに利用されたと言われています。
この橋は、「流れ橋」と言い定水時の安定や洪水時に損傷を受けずに流されるよう先人達の知恵と工夫が活かされています。
橋脚部は、「ザマザ」と呼ばれ、クルミ、クリの太い木の二股部分を使い、少し角度をつけて組み合わし、橋板の重みと普段の川の水圧で安定するような工夫があります。
また、洪水時は流れが橋板の高さに達すると橋板が浮き、ザマザは自然に倒れ、橋全体が流されます。橋の部材はワイヤーで繋がれており、両岸から取れるようになっているため、再度部材を用意しなくてもそのまま設置できる仕組みになっています。
管理は通常であれば行政機関が行いますが、私橋のため松日橋受益者組合で行っており、地域の力で長い間、維持管理をしてきました。
(下有住地区支援委員会設置看板 抜粋)